【活用ガイド】

JVNDB-2026-021468

AngularのAngularJSにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Angularは、TypeScript/JavaScriptおよびその他の言語を使用してモバイルおよびデスクトップのウェブアプリケーションを構築するための開発プラットフォームです。22.0.0-rc.2、21.2.15、20.3.22、および19.2.22より前のバージョンには、@angular/compilerおよび@angular/coreパッケージに特定の名前空間を利用した回避手段を通じて要素および属性のサニタイズや検証をバイパスできる問題が存在していました。具体的には、名前空間付きのスクリプト要素(例:svg:scriptまたは:svg:script)がAngularのテンプレートプリパーサによってスクリプト要素として正しく認識されず、テンプレートコンパイル時に除去されないまま通過してしまっていました。さらに、要素属性のセキュリティコンテキストスキーママッピングが名前空間付き要素(SVGやMathMLなど)の属性を一貫して正しく処理しておらず、悪意のある名前空間付き属性が実行時およびコンパイル時のサニタイザを回避できる隙を生んでいました。これらの欠陥により、カスタム名前空間を含むテンプレートやタグ構造を注入または提供できる攻撃者は、Angularのスクリプト除去ロジックおよび属性サニタイザを回避し、クライアントサイドのクロスサイトスクリプティング(XSS)を引き起こす可能性があります。この脆弱性は22.0.0-rc.2、21.2.15、20.3.22、および19.2.22で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Angular
  • AngularJS 18.2.14 およびそれ以前
  • AngularJS 19.0.0 以上 19.2.22 未満
  • AngularJS 20.0.0 以上 20.3.22 未満
  • AngularJS 21.0.0 以上 21.2.15 未満
  • AngularJS 22.0.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-50557
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-50557
  2. 関連文書 : fix(compiler): sanitize dynamic href and xlink:href bindings on SVG a… by alan-agius4  Pull Request #68868  angular/angular  GitHub
  3. 関連文書 : fix(compiler): strip namespaced SVG script elements during template compilation by alan-agius4  Pull Request #68689  angular/angular  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載