【活用ガイド】

JVNDB-2026-021380

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、次の脆弱性が修正されました。net-shapersで、genlmsg_reply()の後に返信用skbを解放しないようにしました。genlmsg_reply()は返信用skbをnetlinkに渡し、netlink_unicast()がすべての戻り経路でそれを消費します。skbは正常にキューに入れられた場合もエラー経路で解放された場合も同様です。net_shaper_nl_get_doit()およびnet_shaper_nl_cap_get_doit()は現在、genlmsg_reply()が失敗した後にfree_msgへジャンプし、nlmsg_free(msg)を呼び出しています。そのため、同じskbを二度解放する可能性がありました。genlmsg_reply()のエラーは直接返し、free_msgは返信前の失敗時のみのために保持するようにしました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.18.19 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.9 未満
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43481
  2. 関連文書 : net-shapers: don't free reply skb after genlmsg_reply() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/83f7b54242d0abbfce35a55c01322f50962ed3ee)
  3. 関連文書 : net-shapers: don't free reply skb after genlmsg_reply() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8738dcc844fff7d0157ee775230e95df3b1884d7)
  4. 関連文書 : net-shapers: don't free reply skb after genlmsg_reply() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/57885276cc16a2e2b76282c808a4e84cbecb3aae)
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載