【活用ガイド】

JVNDB-2026-021349

Project JupyterのJupyter Serverにおける複数の脆弱性

概要

Jupyter ServerはJupyterウェブアプリケーションのバックエンドです。バージョン2.20以前では、jupyter_serverのnbconvert HTTPハンドラーがJupyterオリジンのもとでユーザーが作成したノートブックのHTMLをレンダリングする際に、Content-Security-Policyにsandboxディレクティブを含めていませんでした。nbconvert.HTMLExporterのデフォルトの非サニタイズ動作と組み合わさることで、display_data出力内にHTMLペイロードを含むノートブックが保存型XSSを引き起こしました。その結果、クッキーのアクセスや完全な/api/*権限の取得、およびカーネルのリモートコード実行が可能になっていました。この脆弱性はバージョン2.20で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Project Jupyter
  • Jupyter Server 2.20.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. レンダリングされたユーザインターフェースレイヤまたはフレームの不適切な制限(CWE-1021) [その他]
  2. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
  3. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44727
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-44727
  2. 関連文書 : Merge commit from fork  jupyter-server/jupyter_server@6cbee8d  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載