【活用ガイド】

JVNDB-2026-021288

Deno Land Inc.のDenoにおけるOS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

DenoはJavaScript、TypeScript、およびWebAssemblyのランタイムです。バージョン2.7.10未満のDenoのnode:child_process実装では、spawn / spawnSync / execなどにshell: trueを渡した際に使用されるescapeShellArg()ヘルパーが提供されていました。Windows環境において、このヘルパーはcmd.exeのメタ文字を含む引数を正しく引用符で囲まず、さらに%(cmd.exeがダブルクオート内でも展開する)を無効化しませんでした。攻撃者がこれらの呼び出しに渡される引数の一部を制御できた場合、生成されるcmd.exeの呼び出しに任意の追加コマンドを挿入することが可能でした。この脆弱性はバージョン2.7.10で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Deno Land Inc.
  • Deno 2.7.10 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-49402
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-49402
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載