【活用ガイド】

JVNDB-2026-021265

The FastAPI Expertのpython-multipartにおける複数の脆弱性

概要

Python-MultipartはPython向けのストリーミングmultipartパーサーです。バージョン0.0.30より前では、application/x-www-form-urlencodedのボディを解析する際に、QuerystringParserがフィールドセパレータを2段階で検出していました。まず、残りのバッファ全体を&でスキャンし、&がどこにも存在しない場合にのみ;のスキャンに切り替えていました。;をセパレータとして使い、&を含まないボディの場合は、各フィールドの処理ごとに全残りバッファに対して失敗した&のフルスキャンが行われ、その後近くの;を検出していました。チャンクサイズB内にN個のセミコロン区切りフィールドがあると、チャンクあたりO(B^2)のバイト比較が発生します。攻撃者はa;a;a;...のような小さい悪意あるボディを送信し、パーサーをリクエストごとに数秒間CPUを消費させることが可能です。複数の同時リクエストによってワーカープロセスが枯渇する恐れがあります。この脆弱性はバージョン0.0.30で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


The FastAPI Expert
  • python-multipart 0.0.30 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [その他]
  2. アルゴリズムの複雑性(CWE-407) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-53539
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-53539
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載