【活用ガイド】

JVNDB-2026-021153

Doclingにおける複数の脆弱性

概要

Doclingは、多様なフォーマットを解析し、生成AIエコシステムと統合することで文書処理を簡素化します。バージョン2.45.0から2.91.0までの間、METS-GBSバックエンドのXML解析および入力文書フォーマットの検出にはセキュリティ制御が欠如していました。攻撃者は悪意のあるMETS-GBSアーカイブを作成し、それを処理させることで、機密ファイルを読み取ったり、システムリソースを枯渇させたり、アプリケーションをクラッシュさせたりする可能性がありました。この脆弱性はバージョン2.91.0で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Docling
  • Docling 2.45.0 以上 2.91.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 高圧縮データの不適切な処理 (データ増幅)(CWE-409) [その他]
  2. XML 外部エンティティ参照の不適切な制限(CWE-611) [その他]
  3. DTD の再帰的なエンティティ参照の不適切な制限(CWE-776) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44018
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-44018
  2. 関連文書 : Release v2.91.0  docling-project/docling  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載