【活用ガイド】

JVNDB-2026-021129

dhcpcd projectのdhcpcdにおける境界外書き込みに関する脆弱性

概要

dhcpcd 10.3.2までのバージョンには、src/dhcp6.c内のdhcp6_makemessage()関数に1バイトのスタック境界外書き込みの脆弱性があります。この脆弱性により、未認証の同一リンク上の攻撃者がRFC6603のOPTION_PD_EXCLUDEオプション本体を過剰にシリアライズして固定されたローカルバッファを超えて書き込みが可能になります。攻撃者は、/0のIA_PD IAPREFIXを含む巧妙に作成されたDHCPv6 ADVERTISEメッセージを送信し、有効なOPTION_PD_EXCLUDEオプションで除外プレフィックス長が/121から/128の範囲で指定された場合に本脆弱性がトリガーされ、境界外書き込みを引き起こし、隣接するスタックメモリが破損する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


dhcpcd project
  • dhcpcd 10.3.2 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-56114
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-56114
  2. 関連文書 : DHCPv6: Prefix exclude option can be 17 octets (#671)  NetworkConfiguration/dhcpcd@2f00c7b  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月29日]
      掲載