【活用ガイド】

JVNDB-2026-020873

langchainのLangGraph Checkpointにおける複数の脆弱性

概要

LangGraph SQLite Checkpointは、SQLite DB(同期および非同期、aiosqlite経由)用のLangGraph CheckpointSaverの実装です。バージョン4.1.0以前では、JsonPlusSerializerがJSONチェックポイントペイロードからPythonオブジェクトを再構築できました。バックアップストアに保存されているチェックポイントのバイトが不正に改ざんされる条件下では、逆シリアル化の過程でアプリケーションが想定する範囲を超えたオブジェクトが再構築される可能性があり、その結果、チェックポイント読み込み時にコード実行が発生する恐れがありました。これは防御層の深さに関わる問題です。影響を受ける挙動は、バックアップストアに保存されたチェックポイントのバイトが不正な当事者によって改変される場合にのみ発生します。多くの展開環境では、その前提自体が重大なインシデントを意味しますが、追加の懸念として「チェックポイントストアへの書き込みアクセス権」がアプリケーションの実行時にコード実行へと悪用される可能性があります。この問題はバージョン4.1.1で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


langchain
  • LangGraph Checkpoint 4.1.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できないデータのデシリアライゼーション(CWE-502) [その他]
  2. 動的に操作されるコードリソースの不適切な制御(CWE-913) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-48775
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-48775
更新履歴

  • [2026年06月26日]
      掲載