【活用ガイド】

JVNDB-2026-020300

F5 NetworksのDoS等の複数製品におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

NGINX PlusおよびNGINXオープンソースには、ngx_http_rewrite_moduleモジュールに脆弱性があります。この脆弱性は、rewriteディレクティブの後にrewrite、if、またはsetディレクティブが続き、かつ置換文字列に疑問符(?)を含む名前なしのPerl互換正規表現(PCRE)キャプチャ(例えば、$1、$2)がある場合に存在します。認証されていない攻撃者が制御不能な条件とともに巧妙に作成したHTTPリクエストを送信することで、この脆弱性を悪用できます。これにより、NGINXのワーカープロセスでヒープバッファオーバーフローが発生し、再起動を引き起こす可能性があります。さらに、攻撃者はASLR(アドレス空間配置のランダム化)が無効化されているシステムやASLRを回避できる場合にコードを実行することが可能です。注意:技術サポート終了(EoTS)となったソフトウェアバージョンは評価の対象外です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


F5 Networks
  • DoS 4.3.0 から 4.7.0
  • DoS 4.8.0
  • NGINX Gateway Fabric 1.3.0 から 1.6.2
  • NGINX Gateway Fabric 2.0.0 から 2.5.1
  • NGINX Ingress Controller 3.5.0 から 3.7.2
  • NGINX Ingress Controller 4.0.0 から 4.0.1
  • NGINX Ingress Controller 5.0.0 から 5.4.1
  • NGINX Instance Manager 2.16.0 から 2.21.1
  • nginx open source 0.6.27 から 1.30.0
  • NGINX plus r32 から r36
  • WAF 4.9.0 から 4.16.0
  • WAF 5.1.0 から 5.8.0
  • WAF 5.9.0 から 5.12.1

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

depthfirst F5 Networks GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-42945
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-42945
更新履歴

  • [2026年06月22日]
      掲載