【活用ガイド】

JVNDB-2026-020005

KovidgoyalのKittyにおける複数の脆弱性

概要

Kittyはクロスプラットフォーム対応のGPUベース端末です。バージョン0.47.2以前のkittyには、ローカル権限昇格の脆弱性が存在します。この脆弱性はkittyのファイル転送プロトコルにあり、端末内で動作する子プロセスがTOCTOU(チェック時と使用時の時間差)競合状態を悪用して、任意のファイルに書き込みを行うことが可能です。具体的には、シンボリックリンクの検証とファイル作成の間に競合が発生します。ファイル作成に使用される`os.open()`呼び出しが`O_NOFOLLOW`を使用していないため、攻撃者は最初のstatチェックと実際のファイルオープンの間にシンボリックリンクを作成でき、書き込みがシンボリックリンクをたどって任意の場所へ及ぶようになります。バージョン0.47.2でこの問題は修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


Kovidgoyal
  • Kitty 0.47.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. Time-of-check Time-of-use (TOCTOU) 競合状態(CWE-367) [その他]
  2. 信頼できない検索パス(CWE-426) [その他]
  3. リンク解釈の問題(CWE-59) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-54055
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-54055
更新履歴

  • [2026年06月17日]
      掲載