JVNDB-2026-020001 | |
OpenSSL ProjectのOpenSSLにおける境界外書き込みに関する脆弱性 | |
| 概要 | |
問題の概要:ASN1_mbstring_ncopy() において、Unicode 出力の宛先バッファのサイズ決定時に符号付き整数のオーバーフローが発生し、ヒープバッファオーバーフローを引き起こす可能性があります。影響の概要:ヒープバッファオーバーフローはクラッシュや攻撃者制御下のコード実行、その他の未定義動作を引き起こす可能性があります。ASN1_mbstring_copy() および ASN1_mbstring_ncopy() では、Unicode 出力のための宛先サイズを符号付き int で計算します。BMPSTRING(UTF-16)および UNIVERSALSTRING(UTF-32)の場合は入力文字数を左シフトし、UTF8STRING の場合は文字ごとのバイト数を合計します。この計算は入力が約 2^30 文字に達するとオーバーフローします。最悪の場合(UNIVERSALSTRING で 2^30 文字)にはサイズがゼロに巻き戻り、OPENSSL_malloc(1) が呼ばれ、その後の文字コピーで割り当てられた 1 バイトを数ギガバイト超えて書き込むことになります。X.509 証明書処理は ASN1_STRING_set_by_NID() を経由し、その DIRSTRING_TYPE マスクは UNIVERSALSTRING を除外し、NID ごとのサイズ制限も入力長を制限するため、OpenSSL のネットワークプロトコルや証明書処理経路ではオーバーフローが発生しません。このバグをトリガーするには、ASN1_mbstring_copy() または ASN1_mbstring_ncopy() を直接呼び出すか、ASN1_STRING_TABLE_add() でカスタム文字列タイプを登録し、攻撃者が制御する数百メガバイト以上の入力を与える必要があります。これらの理由から、本問題の深刻度は低いと評価しました。FIPS モジュール(バージョン 4.0、3.6、3.5、3.4 および 3.0)は本問題の影響を受けません。影響のあるコードが OpenSSL FIPS モジュールの境界外に存在しているためです。 | |
| CVSS による深刻度 (CVSS とは?) | |
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CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [その他]
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| 影響を受けるシステム | |
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OpenSSL Project | |
本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。 | |
| 想定される影響 | |
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 | |
| 対策 | |
ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。 | |
| ベンダ情報 | |
OpenSSL Project | |
| CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは? | |
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| 共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは? | |
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| 参考情報 | |
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| 更新履歴 | |
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| 公表日 | 2026/06/09 |
| 登録日 | 2026/06/17 |
| 最終更新日 | 2026/06/17 |



