【活用ガイド】

JVNDB-2026-019288

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおける脆弱性が修正されました。drm/xeモジュールのxe_dma_buf_init_obj()関数で割り当て失敗時にバッファオブジェクトがリークする問題を修正しました。具体的には、drm_gpuvm_resv_object_alloc()が失敗した場合に事前割り当てされたストレージのバッファオブジェクトが正しく解放されず、エラーパスでメモリリークが発生していました。この問題を解決するために、xe_bo_free(storage)の呼び出しを追加し、所有権の取り扱いを明確にドキュメント化しました。これにより、エラー時にも適切にリソースが解放され、セキュリティ上の問題が解消されました。この修正はcommit 78a6c5f899f22338bbf48b44fb8950409c5a69b9に由来します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.18 以上 6.18.32 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 7.0.9 未満
  • Linux Kernel 7.1

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-46224
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-46224
  2. 関連文書 : drm/xe: Fix bo leak in xe_dma_buf_init_obj() on allocation failure - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/93a528f67ce5095bcab46a69839eca97f43dd352)
  3. 関連文書 : drm/xe: Fix bo leak in xe_dma_buf_init_obj() on allocation failure - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/f9ad21b90162baf1d78f8036ff3813c3ec1ac88e)
  4. 関連文書 : drm/xe: Fix bo leak in xe_dma_buf_init_obj() on allocation failure - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8fa8c2a22585fcb31dc605b91a67bbcca223fdd7)
更新履歴

  • [2026年06月11日]
      掲載