【活用ガイド】

JVNDB-2026-018762

7-Zipにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

7-Zipは高い圧縮率を持つファイルアーカイバです。バージョン9.34から26.00までには、32ビットビルドにおけるSquashFSフラグメントオフセットの整数オーバーフローによりヒープメモリ情報漏洩の脆弱性が存在します。SquashFSのReadBlock関数で発生する32ビット整数オーバーフローにより、攻撃者が制御するnode.Offset値がフラグメント境界チェックを回避でき、memcpyがキャッシュバッファの前のヒープメモリを抽出ファイルに読み込んでしまいます。この脆弱性は、size_tが32ビットである7-Zipの32ビットビルドでのみ悪用可能で、offsetInBlock + blockSizeの加算が2の32乗でモジュロ演算としてラップアラウンドしてしまいます。64ビットビルドでは加算が64ビットに昇格され、チェックが正しく入力を拒否します。バージョン26.01でこの問題は修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


7-Zip
  • 7-Zip 9.34 以上 26.01 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-48092
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-48092
更新履歴

  • [2026年06月09日]
      掲載