【活用ガイド】

JVNDB-2026-017856

lfprojectsのmlflowにおけるアクセスパーミションでの一時ファイル作成に関する脆弱性

概要

mlflow/mlflow のバージョン 3.11.0 より前のバージョンにおいて、`mlflow/utils/file_utils.py` の `get_or_create_nfs_tmp_dir()` 関数はワールドライト可能な権限 (0o777) で一時ディレクトリを作成し、`mlflow/pyfunc/__init__.py` の `_create_model_downloading_tmp_dir()` 関数はグループライト可能な権限 (0o770) でディレクトリを作成します。これらの安全でない権限により、ローカルの攻撃者がモデルアーティファクト(例えば cloudpickle でシリアライズされた Python オブジェクト)を改ざんでき、改ざんされたアーティファクトが `cloudpickle.load()` によって逆シリアライズされる際に任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性は、NFS がデフォルトで有効になっている Databricks などの共有 NFS マウント環境において特に重大です。本問題は以前の脆弱性クラスの続きであり、部分的にしか修正されていません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


lfprojects
  • mlflow 3.11.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

huntr
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセスパーミションでの一時ファイル作成(CWE-378) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-4137
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-4137
  2. 関連文書 : Update directory permissions for Spark UDF accessibility (#20960)  mlflow/mlflow@1dcbb0c  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月04日]
      掲載