【活用ガイド】

JVNDB-2026-017760

PyJWT projectのPyJWTにおけるデジタル署名の検証に関する脆弱性

概要

PyJWTはPythonでのJSON Web Tokenの実装です。バージョン2.9.0から2.12.1までにおいて、PyJWKキーを使用してjwt.decode()またはjwt.decode_complete()が呼び出された場合に、検証側のアルゴリズム許可リストをバイパスする脆弱性が存在しました。トークンヘッダのalgは呼び出し元が指定したアルゴリズム許可リストと照合されますが、署名検証はヘッダのアルゴリズムではなくPyJWKオブジェクトに結び付けられたアルゴリズムで行われます。登録されたJWK/JWKSの秘密鍵を制御する攻撃者は、許可されていないアルゴリズムで署名しつつ、JWTヘッダでは許可されたアルゴリズムを宣伝することで、依然として受け入れられる可能性があります。この問題は、ドキュメント化されているPyJWKClient.get_signing_key_from_jwt(...)のフローに影響を与えていました。この脆弱性はバージョン2.13.0で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


PyJWT project
  • PyJWT 2.9.0 以上 2.12.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. デジタル署名の不適切な検証(CWE-347) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-48523
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-48523
更新履歴

  • [2026年06月04日]
      掲載