【活用ガイド】

JVNDB-2026-017717

DockerのDocker Desktopにおける信頼できない制御領域からの機能の組み込みに関する脆弱性

概要

macOS上のDocker Model Runnerにおけるvllm-metal推論バックエンドは、モデルのトークナイザーを読み込む際に無条件でtrust_remote_code=Trueを設定し、サンドボックス環境なしで実行します。これにより、transformers.AutoTokenizer.from_pretrained()がOCIレジストリから取得した任意のモデルに含まれる任意のPythonファイルをインポートおよび実行します。その結果、推論がトリガーされるとDocker DesktopユーザーとしてDockerホスト上で任意のコードが実行される可能性があります。Dockerネットワーク内の任意のコンテナは、model-runner.docker.internal APIを呼び出して悪意のあるモデルを取得し、推論を要求することでこれを引き起こすことができます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Docker
  • Docker Desktop 4.62.0 以上 4.68.0 未満

想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できない制御領域からの機能の組み込み(CWE-829) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-5817
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-5817
  2. 関連文書 : Docker Desktop release notes | Docker Docs
更新履歴

  • [2026年06月04日]
      掲載