【活用ガイド】

JVNDB-2026-017364

free5GCにおける複数の脆弱性

概要

free5GCはオープンソースの5Gコアネットワーク実装です。バージョン4.2.2以前のfree5GCのNEFは、inbound OAuth2およびベアラートークン認証を行わずにnnef-oamルートグループをマウントしていました。SBI上のNEFに到達可能なネットワーク攻撃者は、AuthorizationヘッダーなしでOAMルートにアクセスでき、ハンドラーは200 OKを返します。現状のOAMハンドラーはnullを返すスタブですが、この構造的な欠陥はルートグループ単位でスコープされており、OAMルートグループ全体にはinbound認証ミドルウェアがありません。このグループに追加される将来の全てのOAM操作は、デフォルトで認証境界が欠落した状態を引き継ぎます。この脆弱性は4.2.2で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 10.0 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


free5GC
  • free5GC 4.2.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306) [その他]
  2. 認証の欠如(CWE-862) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44327
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-44327
  2. 関連文書 : fix(sbi): enforce inbound OAuth2 on NEF service routes by solar224  Pull Request #23  free5gc/nef  GitHub
  3. 関連文書 : [Bugs] NEF `nnef-oam` is unauthenticated: no-token requests can access the OAM route  Issue #861  free5gc/free5gc
更新履歴

  • [2026年06月03日]
      掲載