【活用ガイド】

JVNDB-2026-017350

benoitcのhackneyにおけるCRLF インジェクションの脆弱性

概要

benoitc hackneyにおけるCRLFシーケンスの不適切な無害化(「CRLFインジェクション」)の脆弱性により、HTTPリクエスト/レスポンス分割が可能になります。src/hackney_ws.erlのWebSocketアップグレードコードは、callerが渡すoptsマップからhost、path、headers(ExtraHeaders)、protocolsオプションをinit/1内で内部の#ws_data{}レコードにコピーし、その後do_handshake/1でバイナリ連結によりそれらを生のHTTP/1.1アップグレードリクエストにそのまま挿入します。これら4か所のインジェクション箇所のいずれでもCRLFやNULの除去は行われません。攻撃者は、例えば信頼できない入力からのURLの一部やヘッダー値をhackney_ws:start_link/1にフォワードすることで、これらのオプションのいずれかを制御可能であれば、任意のHTTPヘッダーを送信先WebSocketアップグレードリクエストに注入できます。これにより、ヘッダーインジェクションや上流サーバーに対する資格情報のなりすまし、ログやキャッシュの汚染、中間プロキシを介したリクエストスマグリングを引き起こす可能性があります。この問題はhackneyのバージョン2.0.0から4.0.1未満に影響があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


benoitc
  • hackney 2.0.0 以上 4.0.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Erlang Ecosystem Foundation GitHub Open Source Vulnerabilities
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. CRLF インジェクション(CWE-93) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-47072
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-47072
  2. 関連文書 : fix(security): reject CR/LF/NUL in WebSocket upgrade request (GHSA-f9vr)  benoitc/hackney@52310ca  GitHub
更新履歴

  • [2026年06月03日]
      掲載