【活用ガイド】

JVNDB-2026-017290

Archive::Tar projectのArchive::Tarにおける過剰なサイズ値のメモリ割り当てに関する脆弱性

概要

PerlのArchive::Tarのバージョン3.10より前では、tarヘッダー内のエントリサイズフィールドを攻撃者が制御することでメモリ不足を引き起こす可能性があります。_read_tar()関数は各エントリのペイロードを$handle-read($$data, $block)で読み取りますが、この$blockはtarヘッダーの12バイトのサイズフィールドから導出され、この値には上限が設けられていません。複数ギガバイトのサイズを宣言する不正なヘッダーによって、Perlはそのサイズのスカラを割り当ててしまいます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Archive::Tar project
  • Archive::Tar 3.10 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Openwall
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 過剰なサイズ値のメモリ割り当て(CWE-789) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-9538
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-9538
  2. 関連文書 : CHANGES - metacpan.org
  3. 関連文書 : https://github.com/jib/archive-tar-new/commit/f9af01426038e29d9578825a0cd3626946ab08c7.patch
更新履歴

  • [2026年05月29日]
      掲載