【活用ガイド】

JVNDB-2026-017231

Pavel OdintsovのFastNetMonにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

FastNetMon Community Edition バージョン 1.2.9 までには、BGP MP_REACH_NLRI IPv6 属性デコーダーに複数の境界外読み取りの脆弱性が存在します。src/bgp_protocol.cpp の decode_mp_reach_ipv6() 関数には、156行目に「属性のメモリブロックを超えた読み取りを避けるための整合性チェックを追加すべき」というTODOコメントが記載されています。この関数では、生のポインタを構造体型にキャストしていますが、十分なデータが存在するかどうかを検証していません(158行目)。また、攻撃者が制御する length_of_next_hop フィールドを memcpy のサイズ決定に使用しており(181行目)、複数の攻撃者制御オフセットから計算されたポインタを逆参照して prefix_length を算出していますが、境界検証は行われていません(189行目)。さらに、計算された prefix_length は prefix に必要なバイト数 number_of_bytes_required_for_prefix の計算に使用され、これが memcpy の長さ(202行目)として利用されていますが、残りのバッファサイズとのチェックは行われていません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Pavel Odintsov
  • FastNetMon 1.2.9 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
・当該ソフトウェアは停止しません。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Lorikeet Security
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-48688
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-48688
  2. 関連文書 : fastnetmon/src/bgp_protocol.cpp at master  pavel-odintsov/fastnetmon  GitHub
  3. 関連文書 : GitHub - pavel-odintsov/fastnetmon: Very fast DDoS sensor with sFlow/Netflow/IPFIX/SPAN support  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月29日]
      掲載