【活用ガイド】

JVNDB-2026-016934

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。この脆弱性はtcpのsecure_seqに関するもので、TSオフセットにポートを戻す問題です。この変更は28ee1b746f49("secure_seq: ホストごとのタイムスタンプオフセットにダウングレード")を元に戻す内容です。tcp_tw_recycleは2017年に廃止されました。Zhouyan Deng氏はSYN cookieのサイドチャネルを通じたオフパスTCPソースポート情報漏洩を報告しました。この脆弱性は複数の方法で修正可能です。その一つはTSオフセットのランダム化にTCPポートを含める方法です。さらに、siphash()を一度計算することで、ISNとTSオフセットの両方を提供しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.7 未満
  • Linux Kernel 4.11 より大きい 6.18.17 未満
  • Linux Kernel 4.10.14
  • Linux Kernel 4.11
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-23247
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-23247
  2. 関連文書 : tcp: secure_seq: add back ports to TS offset - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/46e5b0d7cf55821527adea471ffe52a5afbd9caf)
  3. 関連文書 : tcp: secure_seq: add back ports to TS offset - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/eae2f14ab2efccdb7480fae7d42c4b0116ef8805)
  4. 関連文書 : tcp: secure_seq: add back ports to TS offset - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/165573e41f2f66ef98940cf65f838b2cb575d9d1)
更新履歴

  • [2026年05月25日]
      掲載