【活用ガイド】

JVNDB-2026-016850

Samba Projectのrsyncにおける代替名による認証回避に関する脆弱性

概要

Rsync バージョン 3.4.2 以前には、chroot を使用して設定された場合に、rsync デーモンのホスト名ベースのアクセス制御リストの適用に認証バイパスの脆弱性が存在します。攻撃者は送信元 IP アドレスの PTR レコードを操作することでホスト名ベースの拒否ルールを回避でき、逆引き DNS 解決に失敗して UNKNOWN にデフォルト設定された場合でも、管理者が拒否することを意図したホスト名からの接続を許可させることが可能です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Samba Project
  • rsync 3.4.2 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 代替名による認証回避(CWE-289) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43617
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43617
  2. 関連文書 : Release v3.4.3  RsyncProject/rsync  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月25日]
      掲載