【活用ガイド】

JVNDB-2026-016849

Samba Projectのrsyncにおける複数の脆弱性

概要

Rsync バージョン 3.4.2 およびそれ以前には、圧縮トークンデコーダに整数オーバーフローの脆弱性が存在します。この脆弱性は、32ビット符号付きカウンタがオーバーフローのチェックを行わないために発生し、悪意のある送信者がオーバーフローを引き起こして、受信プロセスが意図されたバッファ境界外のデータを読み取ってしまう可能性があります。攻撃者はこの脆弱性を利用して、環境変数、パスワード、ヒープおよびスタックデータ、ライブラリのメモリポインタを含むプロセスメモリの内容を漏洩させることができ、これによりASLRの効果が著しく低下し、さらなる攻撃を容易にする恐れがあります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Samba Project
  • rsync 3.4.2 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub VulnCheck
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
  2. 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43618
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43618
  2. 関連文書 : Release v3.4.3  RsyncProject/rsync  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月25日]
      掲載