【活用ガイド】

JVNDB-2026-016708

struktur AGのlibheifにおける境界外書き込みに関する脆弱性

概要

libheifはHEIFおよびAVIFファイルフォーマットのデコーダおよびエンコーダです。バージョン1.21.2以前にはグリッドタイル合成においてヒープバッファオーバーフロー(書き込み)の脆弱性が存在していました。攻撃者は奇数高さのタイルで構成された1×4グリッドのHEIF/AVIFファイルを作成することで、クロマプレーンのヒープ割り当ての末尾から64バイト分の完全に攻撃者が制御可能なデータを書き込むことが可能です。このオーバーフローはデフォルトビルド構成での通常の画像デコード中にトリガーされます。書き込まれるバイトは攻撃者が送信したタイルのクロマ(Cb/Cr)ピクセル値であり、そのオーバーフローの内容は攻撃者が完全に制御できます。この問題はバージョン1.22.0で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


struktur AG
  • libheif 1.22.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-32740
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-32740
  2. 関連文書 : Release v1.22.0 - generic image components, ISO/IEC 23001-17 (lossless images) rewrite  strukturag/libheif  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月22日]
      掲載