【活用ガイド】

JVNDB-2026-016621

Open JS FoundationのWebdriverIOにおけるOS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

WebdriverIOは、WebDriver、WebDriver BiDi、およびAppiumを使用したユニットテスト、エンドツーエンドテスト、コンポーネントテストのためのテスト自動化フレームワークです。バージョン9.24.0未満には、テストオーケストレーションにおいてリモートコード実行(RCE)につながるコマンドインジェクションの脆弱性があります。Gitはシェルのメタ文字を含むブランチ名を許可しており、getGitMetadataForAISelection()はこれらの名前をサニタイズせずに直接execSync()呼び出しに挿入します。攻撃者は悪意のあるリポジトリ(testOrchestrationOptions.runSmartSelection.source経由、もしくは未設定の場合は現在のディレクトリ)を提供し、そのブランチ名にペイロードを含めることでシェル上で任意のコードを実行させることが可能です。これによりCI/CDサーバーや開発者マシン上でリモートコード実行が可能となり、認証情報や秘密情報の漏洩、ソースコードおよびSSHキーの持ち出し、システムの乗っ取り、改ざんされたビルド成果物を用いたサプライチェーン攻撃を招きます。本問題はバージョン9.24.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Open JS Foundation
  • WebdriverIO 9.24.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-25244
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-25244
  2. 関連文書 : Release v9.24.0  webdriverio/webdriverio  GitHub
  3. 関連文書 : webdriverio/packages/wdio-browserstack-service/src/testorchestration/helpers.ts at ea0e3e00288abced4c739ff9e46c46977b7cdbd2  webdriverio/webdriverio  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月21日]
      掲載