【活用ガイド】

JVNDB-2026-016511

Vimにおける複数の脆弱性

概要

Vimはオープンソースのコマンドラインテキストエディタです。9.2.0479より前のバージョンでは、Unix系システム上で.tgzアーカイブを展開する際にruntime/autoload/tar.vimのtar#Vimuntar()関数にコマンドインジェクションの脆弱性が存在していました。この関数はshellescape(tartail)を{special}フラグなしで使用して:!gunzipおよび:!gzip -dコマンドを構築しており、細工されたアーカイブファイル名によってVimのコマンドライン特殊展開がトリガーされ、ユーザーの権限でシェルコマンドが実行される可能性がありました。この脆弱性は9.2.0479で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.0 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Vim
  • Vim 9.2.0479 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
  2. 引数の挿入または変更(CWE-88) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-46483
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-46483
  2. 関連文書 : Release v9.2.0479  vim/vim  GitHub
  3. 関連文書 : patch 9.2.0479: [security]: runtime(tar): command injection in tar pl…  vim/vim@3fb5e58  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月21日]
      掲載