【活用ガイド】

JVNDB-2026-016430

Ruby-lang.orgのNet::IMAPにおけるアルゴリズムの複雑さに関する脆弱性

概要

Net::IMAPはRubyでインターネットメッセージアクセスプロトコル(IMAP)クライアント機能を実装しています。バージョン0.4.24、0.5.14、0.6.4より前のバージョンでは、多数の文字列リテラルを含む大きな応答を読み取る際にNet::IMAP::ResponseReaderが二次時間計算量を有していました。悪意のあるサーバーは、クライアントのCPUを消耗させるように細工された応答を送信し、サービス拒否攻撃を実行することができます。この問題はバージョン0.4.24、0.5.14、0.6.4で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Net::IMAP 0.4.24 未満
  • Net::IMAP 0.5.0 以上 0.5.14 未満
  • Net::IMAP 0.6.0 以上 0.6.4 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. アルゴリズムの複雑性(CWE-407) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-42245
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-42245
  2. 関連文書 : Merge pull request #651 from ruby/backport/v0.4/response_reader-non…  ruby/net-imap@88d9523  GitHub
  3. 関連文書 : Release v0.5.14  ruby/net-imap  GitHub
  4. 関連文書 : Merge pull request #642 from ruby/response_reader-performance  ruby/net-imap@de685f9  GitHub
  5. 関連文書 : Release v0.4.24  ruby/net-imap  GitHub
  6. 関連文書 : Merge pull request #650 from ruby/backport/v0.5/response_reader-non…  ruby/net-imap@6091f7d  GitHub
  7. 関連文書 : Release v0.6.4  ruby/net-imap  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月20日]
      掲載