【活用ガイド】

JVNDB-2026-016394

Espressif SystemsのESP32 Arduinoにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

arduino-esp32は、ESP32、ESP32-S2、ESP32-S3、ESP32-C3、ESP32-C6、およびESP32-H2マイクロコントローラ用のArduinoコアです。バージョン3.3.8より前のarduino-esp32では、WebServerのマルチパートフォームパーサが、攻撃者が制御可能なHTTPヘッダーフィールド(Content-Type: multipart/form-data; boundary=...)に基づいてサイズを決定する可変長配列(VLA)をスタック上に割り当てていましたが、長さの制限を強制していませんでした。約8000文字を超えるboundary文字列を送信すると、loopTaskの8192バイトのタスクスタックがオーバーフローしてクラッシュし、リモートコードを実行される可能性がありました。この脆弱性はバージョン3.3.8で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Espressif Systems
  • ESP32 Arduino 3.3.8 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-42854
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-42854
更新履歴

  • [2026年05月20日]
      掲載