【活用ガイド】

JVNDB-2026-016248

Ruby-lang.orgのNet::IMAPにおける複数の脆弱性

概要

Net::IMAPはRubyでインターネットメッセージアクセスプロトコル(IMAP)クライアント機能を実装しています。バージョン0.4.0から0.4.24未満、0.5.0から0.5.14未満、0.6.0から0.6.4未満の間で、SCRAM-SHA1またはSCRAM-SHA256を使って接続を認証する際に、悪意のあるサーバーが大きな反復回数の値を送信することでクライアントプロセスに対して計算資源を大量に消費させ、サービス拒否(DoS)攻撃を行う可能性があります。この問題はバージョン0.4.24、0.5.14、および0.6.4で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Net::IMAP 0.4.0 以上 0.4.24 未満
  • Net::IMAP 0.5.0 以上 0.5.14 未満
  • Net::IMAP 0.6.0 以上 0.6.4 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. シングルスレッドかつノンブロッキング環境におけるブロッキングコードの使用(CWE-1322) [その他]
  2. 制限またはスロットリング無しのリソースの割り当て(CWE-770) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-42256
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-42256
  2. 関連文書 : Merge pull request #656 from ruby/backport/v0.5/scram-maximum_itera…  ruby/net-imap@808001b  GitHub
  3. 関連文書 : Release v0.5.14  ruby/net-imap  GitHub
  4. 関連文書 : Merge pull request #654 from ruby/scram-maximum_iterations  ruby/net-imap@99f59ea  GitHub
  5. 関連文書 : Release v0.4.24  ruby/net-imap  GitHub
  6. 関連文書 : Merge pull request #655 from ruby/backport/v0.4/scram-maximum_itera…  ruby/net-imap@158d0b5  GitHub
  7. 関連文書 : Release v0.6.4  ruby/net-imap  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月20日]
      掲載