【活用ガイド】

JVNDB-2026-016241

lfprojectsのmlflowにおける根本の脆弱性による認証回避の脆弱性

概要

mlflow/mlflowのバージョン3.9.0およびそれ以前のバージョンにおいて、認証が有効(`--app-name basic-auth`)でuvicorn(ASGI)経由でサーバーが起動された場合に、特定のFastAPIルートへ認証なしでアクセスできる脆弱性があります。FastAPIのパーミッションミドルウェアは`/gateway/`ルートにのみ認証を強制し、Job API(`/ajax-api/3.0/jobs/*`)やOpenTelemetryトレース受信API(`/v1/traces`)などの他のルートは保護していません。このため、認証されていないリモート攻撃者がジョブの提出やジョブ結果の閲覧、実行中のジョブのキャンセル、実験への任意のトレースデータの注入を行うことが可能です。この問題はFlaskとFastAPIの認証メカニズム間の設計上の不整合に起因しており、`_find_fastapi_validator()`関数が`/gateway/`以外のパスを適切に処理できず、完全な認証回避を引き起こします。この脆弱性はバージョン3.10.0で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


lfprojects
  • mlflow 3.10.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

huntr
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 根本の脆弱性による認証回避(CWE-305) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-2652
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-2652
  2. 関連文書 : Add missing authentication for fastapi routes (#20920)  mlflow/mlflow@bb62e77  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月20日]
      掲載