【活用ガイド】

JVNDB-2026-015848

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルでは、以下の脆弱性が修正されました。KVMのarm64において、vgic作成時にvgicのdistおよびredistを積極的に初期化します。vgic_allocate_private_irqs_locked()が何らかの理由で失敗した場合、kvm_vgic_create()が早期に終了し、dist-rd_regionsが初期化されない状態になります。その結果、kvm_vgic_dist_destroy()がRDの解放を試みた際に問題が発生します。この問題を解決するために、すべての静的初期化を早期に移動し、途中で失敗しても残りのクリーンアップが適切に実行できるようにしました。さらに、失敗時には念のためvgicモデルのリセットも行います。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.14.1 以上 6.18.19 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.9 未満
  • Linux Kernel 6.14
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43351
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43351
  2. 関連文書 : KVM: arm64: Eagerly init vgic dist/redist on vgic creation - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/ac6769c8f948dff33265c50e524aebf9aa6f1be0)
  3. 関連文書 : KVM: arm64: Eagerly init vgic dist/redist on vgic creation - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/b7493f48c3dba75674a4ee505b4afa8fe5102457)
  4. 関連文書 : KVM: arm64: Eagerly init vgic dist/redist on vgic creation - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/a24f1d80fbcdbf8b2a7044a00fa12b3972b4c31c)
更新履歴

  • [2026年05月18日]
      掲載