【活用ガイド】

JVNDB-2026-015755

OpenImageIO (OIIO)における境界外書き込みに関する脆弱性

概要

OpenImageIOは、VFXやアニメーションに関連するあらゆる画像ファイル形式の読み取り、書き込み、操作を行うためのツールセットです。3.0.18.0および3.1.13.0より前のバージョンでは、sgiinput.cppの265行目と274行目でRLEデコードループ内の境界チェックにOIIO_DASSERTが使用されていました。リリースビルドでは、OIIO_DASSERTは((void)sizeof(x))にコンパイルされ(dassert.hの210行目)、すべての境界チェックが実質的に無効になります。スキャンライン幅を超えるRLEカウントを持つ細工された.sgiファイルによってヒープバッファオーバーフローが発生し、クラッシュを引き起こします。この脆弱性は3.0.18.0および3.1.13.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


OpenImageIO (OIIO)
  • OpenImageIO (OIIO) 3.0.18.0 未満
  • OpenImageIO (OIIO) 3.1.4.0 以上 3.1.13.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43903
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43903
更新履歴

  • [2026年05月18日]
      掲載