【活用ガイド】

JVNDB-2026-015345

LinuxのLinux Kernelにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルのamdgpuドライバに存在する脆弱性は、amdgpu_gem_va_ioctl関数のフェンス同期管理の不具合に起因しています。不適切なフェンス参照の扱いからuse-after-freeが発生し、GPUタイムラインの更新時にカーネルクラッシュやカーネルパニックを引き起こす可能性がありました。本修正により、フェンスの参照管理を適切に行い、参照カウントのアンダーフローを防止しました。また、タイムラインとフェンスの同期処理も改善しています。これにより、関連するカーネルパニックや割り込み時の致命的例外の発生を防止しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.16 以上 6.18.16 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.6 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43237
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43237
  2. 関連文書 : drm/amdgpu: Refactor amdgpu_gem_va_ioctl for Handling Last Fence Update and Timeline Management v4 - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/bd8150a1b3370a9f7761c5814202a3fe5a79f44f)
  3. 関連文書 : drm/amdgpu: Refactor amdgpu_gem_va_ioctl for Handling Last Fence Update and Timeline Management v4 - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/e9e477d3197f7d8955a042c0d7f53f78f13218ba)
  4. 関連文書 : drm/amdgpu: Refactor amdgpu_gem_va_ioctl for Handling Last Fence Update and Timeline Management v4 - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/0399b8416ecf64ef86ad23401fe23eabdb07831a)
更新履歴

  • [2026年05月14日]
      掲載