【活用ガイド】

JVNDB-2026-015208

LinuxのLinux KernelにおけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。ipv6のioamモジュールにおける__ioam6_fill_trace_data()関数でNULL参照が発生する可能性が修正されました。Yiming Qianの指摘により、__in6_dev_get()の戻り値がNULLである可能性を確認する必要があります。また、skb_dst_dev()の代わりにskb_dst_dev_rcu()が追加され、不足していた2つのREAD_ONCE()も追加されました。なお、@devがNULLであってはならないことも明確にされています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 5.15 以上 6.18.24 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.14 未満
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43101
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43101
  2. 関連文書 : ipv6: ioam: fix potential NULL dereferences in __ioam6_fill_trace_data() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/4198aab6f000b4febb18ea820fea20634dd789c7)
  3. 関連文書 : ipv6: ioam: fix potential NULL dereferences in __ioam6_fill_trace_data() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/4e65a8b8daa18d63255ec58964dd192c7fdd9f8b)
  4. 関連文書 : ipv6: ioam: fix potential NULL dereferences in __ioam6_fill_trace_data() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/3719c234fa94c37c955b1ecd3742ef280ec135e6)
更新履歴

  • [2026年05月13日]
      掲載