【活用ガイド】

JVNDB-2026-015203

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルに存在した脆弱性は、cachefiles_cull()関数内で不正なdentry参照カウントの扱いに関するものでした。この問題は、cachefiles_bury_object()関数が特定のdentryに対して2つの参照を期待する一方で、cachefiles_cull()がその期待を満たしていなかったことに起因していました。結果として、参照カウントのずれが発生し、メモリ管理に問題が生じる可能性がありました。この脆弱性は、cachefiles_cull()がcachefiles_bury_object()を呼び出す前に追加の参照を取得し、その後正しく解放することで修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.14 未満
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43106
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43106
  2. 関連文書 : cachefiles: fix incorrect dentry refcount in cachefiles_cull() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/6577df7dc7a7de128442b6192c7a32195c923480)
  3. 関連文書 : cachefiles: fix incorrect dentry refcount in cachefiles_cull() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/1635c2acdde86c4f555b627aec873c8677c421ed)
更新履歴

  • [2026年05月13日]
      掲載