【活用ガイド】

JVNDB-2026-014927

LinuxのLinux Kernelにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。mailbox: mchp-ipc-sbiのmchp_ipc_get_cluster_aggr_irq()関数における範囲外アクセスの問題を修正しました。cluster_cfg配列はオンラインCPUの数に基づいて各CPUごとの構成構造体を格納するために動的に割り当てられます。従来、この配列はhartidをインデックスとして使用していましたが、hartidは連続していなかったり配列の範囲を超える可能性があり、範囲外アクセスが発生していました。有効な範囲が保証されているfor_each_online_cpu()によって提供されるcpuidをインデックスとして使用するように変更しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.4 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.14 以上 6.18.16 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.6 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43274
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43274
  2. 関連文書 : mailbox: mchp-ipc-sbi: fix out-of-bounds access in mchp_ipc_get_cluster_aggr_irq() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/95438699c92947155823dcd3918049a07f3cd867)
  3. 関連文書 : mailbox: mchp-ipc-sbi: fix out-of-bounds access in mchp_ipc_get_cluster_aggr_irq() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/f7c330a8c83c9b0332fd524097eaf3e69148164d)
  4. 関連文書 : mailbox: mchp-ipc-sbi: fix out-of-bounds access in mchp_ipc_get_cluster_aggr_irq() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/0442b6229e2eedc95a6d3d18ce75dec7f5b5377c)
更新履歴

  • [2026年05月11日]
      掲載