【活用ガイド】

JVNDB-2026-014760

LinuxのLinux Kernelにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、HIDコアの脆弱性が修正されました。hid_report_raw_event()内のmemset()関数は、受信データ文字列の終わりからバッファの想定終端までの領域をゼロクリアする目的で使用されていましたが、これにより不正な読み書きが発生する可能性がありました。現在の対策として、memset()を削除し、受信イベントバッファのサイズがレポートに十分でない場合は処理を中断するように変更しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.15.1 以上 6.18.22 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.12 未満
  • Linux Kernel 2.6.15
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43048
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43048
  2. 関連文書 : HID: core: Mitigate potential OOB by removing bogus memset() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8f71034649738fdeb6859b8d6cddf132024fac06)
  3. 関連文書 : HID: core: Mitigate potential OOB by removing bogus memset() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/bd6e1d0230cca9575f5d118148f51e2a56b5373f)
  4. 関連文書 : HID: core: Mitigate potential OOB by removing bogus memset() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/0a3fe972a7cb1404f693d6f1711f32bc1d244b1c)
更新履歴

  • [2026年05月11日]
      掲載