【活用ガイド】

JVNDB-2026-014756

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルのwifi: mac80211において、ieee80211_tdls_oper内でtdlsフラグを確認する脆弱性が修正されました。当該脆弱性は、NL80211_TDLS_ENABLE_LINKが呼ばれた際に、コードがステーションの存在のみをチェックし、実際にTDLSステーションであるかは確認していませんでした。このため、非TDLSステーションに対しても操作が実行され、チャネルコンテキストやHT保護の変更といった意図しない副作用が発生した後に操作が失敗する可能性がありました。ENABLE_LINKケースで副作用が発生する前に、sta-sta.tdlsのチェックを早期に追加し、操作が実際のTDLSピアに対してのみ許可されるように修正しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.2 以上 6.12.81 未満
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.18.22 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.12 未満
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-43052
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-43052
  2. 関連文書 : wifi: mac80211: check tdls flag in ieee80211_tdls_oper - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8148c2fda4ebb17104a573649c9b699208ad10ee)
  3. 関連文書 : wifi: mac80211: check tdls flag in ieee80211_tdls_oper - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/be81f17151fcb8546a95f35ca8f4231b065985de)
  4. 関連文書 : wifi: mac80211: check tdls flag in ieee80211_tdls_oper - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/e77b2937aaa20264e4bd699d3244bdb50e7e3343)
  5. 関連文書 : wifi: mac80211: check tdls flag in ieee80211_tdls_oper - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/7d73872d949c488a1d7c308031d6a9d89b5e0a8b)
更新履歴

  • [2026年05月11日]
      掲載