【活用ガイド】

JVNDB-2026-014399

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。mm/damon/sysfs: damon_sysfs_new_test_ctx()の失敗時に発生するparam_ctxのメモリリークを修正しました。パッチシリーズ「mm/damon/sysfs: メモリリークおよびNULL参照の問題を修正」、v4です。DAMON_SYSFSはメモリ割り当て失敗時にメモリリークを引き起こし、権限のあるユーザーが誤った制御シーケンスを実行するとNULLポインタ参照を引き起こします。これらの問題を修正しました。本パッチ(全3つのうちの1つ)では、damon_sysfs_commit_input()内でdamon_sysfs_new_test_ctx()が失敗した場合にparam_ctxがoutラベルでのクリーンアップをスキップして早期リターンしてしまい、メモリリークが発生していました。戻る前にparam_ctxを破棄するようにしました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.18.1 以上 6.18.21 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.11 未満
  • Linux Kernel 6.17.6
  • Linux Kernel 6.18
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-31459
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-31459
  2. 関連文書 : mm/damon/sysfs: fix param_ctx leak on damon_sysfs_new_test_ctx() failure - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/e9de9f3ce06b133a348006668bc8d25c6e504867)
  3. 関連文書 : mm/damon/sysfs: fix param_ctx leak on damon_sysfs_new_test_ctx() failure - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/f76f0a964bc3d7b7e253b43c669c41356bc54e71)
  4. 関連文書 : mm/damon/sysfs: fix param_ctx leak on damon_sysfs_new_test_ctx() failure - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/7fe000eb32904758a85e62f6ea9483f89d5dabfc)
更新履歴

  • [2026年05月08日]
      掲載