【活用ガイド】

JVNDB-2026-014021

Uutilsのuutils coreutilsにおける未チェックの戻り値に関する脆弱性

概要

uutils coreutilsのddユーティリティは、ファイルの切り詰め操作中にResult::ok()を無条件に呼び出すことでエラーを抑制します。これは/dev/nullのような特殊ファイルに対してGNUの動作を模倣することを意図していますが、uutilsの実装はディスクが満杯であったり読み取り専用ファイルシステムであった場合に通常のファイルやディレクトリで発生する失敗も隠してしまいます。これにより、ユーティリティが成功した操作を報告しても、バックアップや移行スクリプトで宛先ファイルに古いデータやゴミデータが含まれたままになるというサイレントなデータ破損が発生する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Uutils
  • uutils coreutils

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 未チェックの戻り値(CWE-252) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-35344
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-35344
  2. 関連文書 : dd: Silent Truncate Error Suppression  Issue #9745  uutils/coreutils
更新履歴

  • [2026年05月07日]
      掲載