【活用ガイド】

JVNDB-2026-013917

wolfSSL Inc.のwolfSSLにおける複数の脆弱性

概要

wolfSSLのwolfSSL_d2i_SSL_SESSION()関数にはヒープバッファオーバーフローの脆弱性があります。SESSION_CERTSが有効な状態でセッションデータを逆シリアル化する際に、証明書およびセッションIDの長さが境界検証なしで信頼できない入力から読み取られます。そのため、攻撃者は固定サイズのバッファをオーバーフローさせてヒープメモリを破損させる可能性があります。この脆弱性を悪用するには、外部ソースから悪意のあるセッションが読み込まれる必要があります。内部セッションには影響がありません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


wolfSSL Inc.
  • wolfSSL 5.9.0 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122) [その他]
  2. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-2646
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-2646
  2. 関連文書 : ssl_sess: check fields in wolfSSL_d2i_SSL_SESSION. by philljj  Pull Request #9949  wolfSSL/wolfssl  GitHub
  3. 関連文書 : add missing checks in wolfSSL_d2i_SSL_SESSION by gasbytes  Pull Request #9748  wolfSSL/wolfssl  GitHub
更新履歴

  • [2026年05月01日]
      掲載