【活用ガイド】

JVNDB-2026-013647

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。rxrpcでは、キューに入れられたRESPチャレンジのシリアルを比較する際に誤ったskbを使用する問題がありました。rxrpc_post_response()内で新しいレスポンスに切り替えるかどうかを判断する前にキャッシュされたレスポンスのチャレンジシリアル番号を比較すべきところ、新しいパケットのプライベートデータを参照していたため、比較結果が常に偽となっていました。この問題は、古いパケットを参照するように切り替えることで修正されました。さらに、新しいパケットが古いパケットよりも新しい場合には新しいパケットに置き換え、使用しないパケットは解放するように修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.16.1 以上 6.18.23 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.13 未満
  • Linux Kernel 6.16
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-31640
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-31640
  2. 関連文書 : rxrpc: Fix use of wrong skb when comparing queued RESP challenge serial - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/9132b1a7bf83b4a8042fffbc99d075b727a16742)
  3. 関連文書 : rxrpc: Fix use of wrong skb when comparing queued RESP challenge serial - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/b33f5741bb187db8ff32e8f5b96def77cc94dfca)
  4. 関連文書 : rxrpc: Fix use of wrong skb when comparing queued RESP challenge serial - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/20386e7f8d97475b8d815873e246423317ec4260)
更新履歴

  • [2026年04月30日]
      掲載