【活用ガイド】

JVNDB-2026-013642

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。net: lan966x のエラーパスにおけるページプールリークを修正しました。lan966x_fdma_rx_alloc() はページプールを作成しますが、その後の fdma_alloc_coherent() 呼び出しが失敗した場合にプールを破棄せず、リークが発生していました。同様に、lan966x_fdma_init() は lan966x_fdma_tx_alloc() が失敗した場合にコヒーレントDMAメモリを解放しますが、lan966x_fdma_rx_alloc() により正常に作成されたページプールを破棄せず、リークが発生していました。両方のエラーパスに欠落していた page_pool_destroy() 呼び出しを追加しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.18.23 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.13 未満
  • Linux Kernel 6.2.1 以上 6.12.82 未満
  • Linux Kernel 6.2
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-31645
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-31645
  2. 関連文書 : net: lan966x: fix page pool leak in error paths - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/22e1ee9f22b5c3bb702bb6d4167d770002a85b2b)
  3. 関連文書 : net: lan966x: fix page pool leak in error paths - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/4941e234cfd67ac911fb259642b453f9f76aac41)
  4. 関連文書 : net: lan966x: fix page pool leak in error paths - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/73e940c4249dc5ec6422d1fae535d192fb125955)
  5. 関連文書 : net: lan966x: fix page pool leak in error paths - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/076344a6ad9d1308faaed1402fdcfdda68b604ab)
更新履歴

  • [2026年04月30日]
      掲載