【活用ガイド】

JVNDB-2026-013197

LinuxのLinux Kernelにおける初期化されていないリソースの使用に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、bngeのエラーパスでauxiliary_device_uninit()の後にリターンがない問題が修正されました。auxiliary_device_add()が失敗すると、エラーブロックはauxiliary_device_uninit()を呼び出しますが、その後リターンしません。uninitは最後のリファレンスを解放し、同期的にbnge_aux_dev_release()を実行し、bd-auxr_devをNULLに設定した後に基盤オブジェクトを解放します。そのため、bd-auxr_dev-net = bd-netdevがNULLを参照してしまい、エラーからのクリーンアップで問題が発生していました。auxiliaryバスのドキュメントで必須とされているリターンを追加することで、この問題を修正しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.14 未満
  • Linux Kernel 7.0 以上 7.0.1 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 初期化されていないリソースの使用(CWE-908) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-31621
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-31621
  2. 関連文書 : bnge: return after auxiliary_device_uninit() in error path - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/87bc3557c708110d83086bf091328271298a44e3)
  3. 関連文書 : bnge: return after auxiliary_device_uninit() in error path - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8b0c25528cb64f71a73b5c0d49cbbcb68540a4ce)
  4. 関連文書 : bnge: return after auxiliary_device_uninit() in error path - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/38c383ec6d37f4b5597f8e6a1f5c2ab31ea01d3a)
更新履歴

  • [2026年04月30日]
      掲載