【活用ガイド】

JVNDB-2026-013166

Apache Software FoundationのApache Camelにおける信頼できないデータのデシリアライゼーションに関する脆弱性

概要

Camel-PQC の FileBasedKeyLifecycleManager クラスは、設定されたキー・ディレクトリ内の `keyId.key` ファイルの内容を java.io.ObjectInputStream を使用してデシリアライズしますが、ObjectInputFilter やクラス・ロード制限が適用されていません。`readObject()` の呼び出しが完了した後に java.security.KeyPair へのキャストが評価されるため、デシリアライズされたオブジェクト内の `readObject()` の副作用は型チェックより先に実行されます。Camel アプリケーションが使用するキー・ディレクトリに書き込み可能な攻撃者は、パス・トラバーサル、誤設定されたファイルシステム権限、侵害されたキー・プロビジョニング・パイプライン、またはシンボリックリンク攻撃などを通じて、巧妙に作成された Java シリアライズ・オブジェクトを配置でき、それが通常のキー・ライフサイクル操作時にデシリアライズされることで、アプリケーションのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。この問題は Apache Camel のバージョン 4.19.0 から 4.20.0 未満、及び 4.18.0 から 4.18.2 未満に影響します。ユーザーには、本問題を修正し、java.io.ObjectInputStream ベースのキーおよびメタデータのストレージを標準的な PKCS#8(秘密鍵)/ X.509 SubjectPublicKeyInfo(公開鍵)の Base64 JSON エンコーディングに置き換えたバージョン 4.20.0 へアップグレードすることを推奨します。4.18.x LTS リリースを使用しているユーザーは 4.18.2 にアップグレードしてください。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Camel 4.18.0 以上 4.18.2 未満
  • Apache Camel 4.19.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Openwall
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できないデータのデシリアライゼーション(CWE-502) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-40048
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-40048
更新履歴

  • [2026年04月30日]
      掲載