【活用ガイド】

JVNDB-2026-013078

wolfSSL Inc.のwolfSSLにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

wolfSSLのPKCS7実装において、wolfcrypt/src/pkcs7.cのwc_PKCS7_DecryptOri()関数にスタックバッファオーバーフローの脆弱性があります。OtherRecipientInfo (ORI) 受信者を含むCMS EnvelopedDataメッセージを処理する際、この関数はASN.1で解析されたOIDを固定長32バイトのスタックバッファ (oriOID[MAX_OID_SZ]) にXMEMCPYを介してコピーしますが、解析されたOIDの長さがMAX_OID_SZを超えないことを事前に検証していません。32バイトを超えるOIDを含むORI受信者を持つ細工されたCMS EnvelopedDataメッセージによって、スタックバッファオーバーフローが引き起こされます。攻撃の成功には、ライブラリがデフォルトで無効な--enable-pkcs7オプション付きでビルドされており、アプリケーションがwc_PKCS7_SetOriDecryptCb()を通じてORI復号コールバックを登録している必要があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.0 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


wolfSSL Inc.
  • wolfSSL 5.9.1 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-5295
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-5295
  2. 関連文書 : Additional fixes by Frauschi  Pull Request #10116  wolfSSL/wolfssl  GitHub
更新履歴

  • [2026年04月30日]
      掲載