【活用ガイド】

JVNDB-2026-013074

wolfSSL Inc.のwolfSSLにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

wolfSSLのTLS 1.3ポスト量子暗号(PQC)ハイブリッドKeyShare処理に、ヒープの使用後解放(use-after-free)脆弱性が存在します。src/tls.cのTLSX_KeyShare_ProcessPqcHybridClient()のエラー処理パスにおいて、内部関数TLSX_KeyShare_ProcessPqcClient_ex()がエラー発生時にKyberKeyオブジェクトを解放します。呼び出し元は続いてTLSX_KeyShare_FreeAll()を呼び出し、既に解放されたKyberKeyに対してForceZero()を実行しようとします。そのため、解放済みヒープメモリ上にゼロバイトを書き込む状況が発生します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


wolfSSL Inc.
  • wolfSSL 5.9.1 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-5460
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-5460
  2. 関連文書 : Fix PQC hybrid KeyShare pointer sanity. by anhu  Pull Request #10092  wolfSSL/wolfssl  GitHub
更新履歴

  • [2026年04月30日]
      掲載