【活用ガイド】

JVNDB-2026-012959

LinuxのLinux Kernelにおける配列インデックスの検証に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性を修正しました:x86/fredにあるfred_extint()内の推測的安全性に関する問題です。array_index_nospec()は、その結果がスタックに退避される場合には意味がなく、推測実行下で安全と考えられていた値がメモリ予測の影響を受ける可能性があります。実質的に、array_index_nospec()は配列アクセスの式の中で使用される必要があります。現在のコードでは、irqentry_enter()の境界の外側にあり、'index'が関数呼び出しの間に%ebpに保存されてしまっています。今回、インデックス変数を削除し、array_index_nospec()を配列アクセスの直前に再配置することでこの問題を修正しました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.18.17 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.7 未満
  • Linux Kernel 6.9.1 以上 6.12.77 未満
  • Linux Kernel 6.9
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 配列インデックスの不適切な検証(CWE-129) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-23354
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-23354
  2. 関連文書 : x86/fred: Correct speculative safety in fred_extint() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/92caa5274b99cb6729177232a029ce0dfa6c5f7b)
  3. 関連文書 : x86/fred: Correct speculative safety in fred_extint() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/aa280a08e7d8fae58557acc345b36b3dc329d595)
  4. 関連文書 : x86/fred: Correct speculative safety in fred_extint() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/e58f1a9b0677de24dcfee0b21393446ec92ff120)
  5. 関連文書 : x86/fred: Correct speculative safety in fred_extint() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/3bc5887b0a2b06d2d9c22f1f4f8500490b3ae643)
更新履歴

  • [2026年04月27日]
      掲載