【活用ガイド】

JVNDB-2026-012919

LinuxのLinux Kernelにおける境界外書き込みに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、xskのフラグメントノードの削除方法を修正し、バッファリークの問題を防止しました。コミットb692bf9a7543でlist_nodeフィールドが複数のリストで再利用されるようになりましたが、list_del()の使用によりノードが正しく再初期化されず、list_empty()が誤った結果を返してバッファの解放リストへの追加がスキップされる問題が発生していました。この問題は、すべてのフラグメント処理パスでlist_del()の代わりにlist_del_init()を使用することで解決され、ノードが削除後に適切に再初期化されるようになりました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13.1 以上 6.18.17 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.7 未満
  • Linux Kernel 6.13
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-23326
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-23326
  2. 関連文書 : https://git.kernel.org/stable/c/5172adf9efb8298a52f4dcdc3f98d4d9d1e06a6d
  3. 関連文書 : xsk: Fix fragment node deletion to prevent buffer leak - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/b38cbd4af5034635cff109e08788c63f956f3a69)
  4. 関連文書 : https://git.kernel.org/stable/c/60abb0ac11dccd6b98fd9182bc5f85b621688861
  5. 関連文書 : xsk: Fix fragment node deletion to prevent buffer leak - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/645c6d8376ad4913cbffe0e0c2cca0c4febbe596)
  6. 関連文書 : https://git.kernel.org/stable/c/2a9ea988465ece5b6896b1bdc144170a64e84c35
更新履歴

  • [2026年04月27日]
      掲載