【活用ガイド】

JVNDB-2026-012709

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました: ice: ice_set_ringparam()関数のメモリリークを修正しました。ice_set_ringparam関数では、最初にtx_ringsおよびxdp_ringsが割り当てられ、その後にrx_ringsが割り当てられます。もしrx_ringsの割り当てに失敗した場合、コードはdoneラベルへジャンプし、tx_ringsおよびxdp_ringsの両方がリークしてしまいます。さらに、ループ内で個々のRxリングのセットアップに失敗した場合、コードはfree_txラベルへジャンプし、tx_ringsは解放されますがxdp_ringsはリークします。これを修正するために、free_xdpラベルを導入し、エラーパスを更新して、rx_ringsの割り当てまたはセットアップに失敗した場合にxdp_ringsおよびtx_ringsの両方が適切に解放されるようにしました。コンパイルテストのみを実施し、問題はプロトタイプの静的解析ツールおよびコードレビューによって発見されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 4.17.1 以上 6.12.81 未満
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.18.22 未満
  • Linux Kernel 6.19 以上 6.19.7 未満
  • Linux Kernel 4.17
  • Linux Kernel 7.0

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-23389
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-23389
  2. 関連文書 : ice: Fix memory leak in ice_set_ringparam() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/63dc317dfcd3faffd082c2bf3080f9ad070273da)
  3. 関連文書 : ice: Fix memory leak in ice_set_ringparam() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/b23282218eca27b710111460b4964c8a456c6c44)
  4. 関連文書 : ice: Fix memory leak in ice_set_ringparam() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/fe868b499d16f55bbeea89992edb98043c9de416)
  5. 関連文書 : ice: Fix memory leak in ice_set_ringparam() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/44ba32a892b72de3faa04b8cfb1f2f1418fdd580)
更新履歴

  • [2026年04月27日]
      掲載